裏見の滝|日光ローカルスタッフがおすすめする癒しの滝スポット
- TORCH
- 5月3日
- 読了時間: 4分
更新日:5月6日

TORCH(トーチ)の地元スタッフも、昔からこの滝に足を運んでおり、
心を静かにしたい時や、暑い夏のクールダウンにもよく訪れています。
「裏見の滝」は一番美しいと思える滝です(オーナー談)。
徒歩でもふらっと行ける距離で、駐車場までは徒歩約25分ほど。
散歩がてら向かって、滝前で一息つく
そんな、ローカルならではの時間を楽しめるスポットです。
目次
1. ローカルにとっての裏見の滝
日光市には「華厳滝」といった有名な滝がありますが、
裏見の滝は、はあまり大きく紹介されないものの、
地元の人たちにとっては昔から親しみのある自然スポット。
私たちが子どもの頃は、友達と川辺で遊んだり、アイスホッケー部が陸上トレーニングで坂道でダッシュをしている姿もよく見かけました。
そんなふうに、地元の暮らしの中にずっとある滝なんです。

2. 裏見の滝ってどんな場所?
裏見の滝は、「華厳滝」「霧降の滝」と並ぶ日光三名瀑のひとつ。
その名の通り、かつては滝の裏側からも見られたため「裏見の滝」と呼ばれていました。
今では裏側には行けませんが、正面からの眺めも十分な迫力と癒しの力があります。
3. 芭蕉も訪れた歴史ある滝
この滝には、俳人・松尾芭蕉が訪れたことでも知られています。
旧暦4月2日、滝の前で詠んだ句が残されています。
暫時(しばらく)は 滝に籠るや 夏(げ)の初(はじめ)
芭蕉のように、しばし自然の中に身を置いて心を整える、
そんな過ごし方も裏見の滝の魅力のひとつです。
4. マイナスイオンを浴びられる観爆台
滝の近くには観爆台があり、そこからは滝の全景を間近に眺められます。
水の音、空気の冷たさ、飛沫のきらめき。
五感で自然を感じるひとときを味わえます。

5. 少しワイルドな遊歩道を歩いて
駐車場から滝までは徒歩約15分。
遊歩道は整備されていますが、ところどころに少し険しい箇所や階段も。
動きやすい靴・服装で訪れるのが安心です。
歩きながら森林浴もできるこの道のりは、まさに「ちょうどよいハイキング」といえるコースです。

6. 道中に出会う「清山院地蔵尊」と祓いの石積み
裏見の滝へと続く道の途中、ひっそりと佇む「清山院地蔵尊(せいざんいん じぞうそん)」にも注目です。
この地蔵は、寛永年間(1600年代半ば)に裏見の滝周辺で修行していた僧・良源に始まり、江戸時代後期(1830年代)には羽黒山荒澤不動明王を信仰する人々によって建立されたものです。
修行僧たちの供養、そして地域の安全や交通安全を祈願して祀られ、平成7年には地元有志によって現在のような形で整備されました。
日光の信仰文化や歴史が今もこの道に息づいていることが感じられます。
さらに、道の途中には小さな石がいくつも積まれた場所も。
これは“石を積むことで、自らの穢れを置いてくる”と言われているそうで、古くから祓い清めの行為として続けられてきたものだそうです。
静かな山道を歩く中で、自然と向き合い、心を整えるような時間になるかもしれません。
7. 周辺の自然と駐車場情報
🅿️ 最寄り駐車場あり(無料)
🚶 駐車場から滝まで徒歩約15分(遊歩道+階段あり)
💧 川のせせらぎや鳥の声も楽しめる静かなエリア
8. TORCHからのアクセスと過ごし方
裏見の滝は、TORCH(トーチ)から最も行きやすい滝でもあります。
🚶 徒歩:約25分で駐車場まで。のんびりお散歩がてら。
🚗 車:約5分で到着。観光の合間にも気軽に立ち寄れます。
🚲 自転車:約15分。サイクリング途中の立ち寄りにも◎。
駐車場のすぐ近くには清らかな川が流れていて、夏はとても涼やか。
キャンプの合間の軽い運動にもおすすめです。
まとめ
裏見の滝は、観光名所というよりも、地元に溶け込んだ自然の一部。
TORCHからも気軽にアクセスできて、散歩やクールダウンにもぴったりな場所です。
華厳滝のような圧巻のスケールとはまた違う、
心にそっと寄り添うような滝のある風景を、ぜひ体験してみてください。

この記事を書いた人

Christina Hoshino
Webデザイナー
楽しいことや、幸せを見つけるのが得意なポジティブウーマンです。
アウトドア初心者の私が、実際の体験や、情報を独自の視点でお伝えします!
留言