冬のキャンプは、冬だからこその静けさと美しさで、近年はこのシーズンを好むキャンパーたちを魅了する季節だと思います。我々、栃木県日光市にあるTORCH Camping & Coworking Spaceは冬キャンプの魅力を引き出すための理想的な場所だと思っています。今回の記事では、電源完備のテントサイトだからこその快適さと、冬の日光で楽しめるアクティビティを探求します。
電源付きテントサイトの利点
TORCHキャンプエリアの特徴の一つは、全てのテントサイトに電源が完備されていることです(但しS1サイトは付いていません(汗))。これにより、ホットカーペットや電気ヒーターを使用して、冷え込む夜でも暖かく過ごすことが出来ます。また、夜間の照明や携帯電話の充電もできるので、冬のキャンプでも快適に過ごせる環境が整っています。もし夜中に雪が振ってきて、照明を持って外に出たら幻想的な光景が見れるはずです。
冬キャンプの快適さを高めるヒント
冬キャンプの楽しさは、適切な準備をすることがなによりも重要になってきます。寒い思いをしてしまうのは辛いですからね。保温効果の高い寝袋や、飲食による対策、冬キャンプを快適にするための基本的なポイントの一例をご紹介します。
テント内の温度管理:
テント内の暖房には、キャンプ初心者の場合は電源を利用する電気ヒーターやホットカーペットが効果的で、経験値が上がってくると、テント内に薪ストーブを入れて楽しむ方もいます。薪ストーブは天板でお湯を沸かしたり、調理まで出来るタイプのものが多く有るので、暖を取るだけではなく色々な楽しみ方があります。まさにキャンプ道具は沼と言われる所以です。
飲食による体温管理:
体を内側から温めるために、温かい飲み物や食事を用意するのもとても重要。温かいスープや、ホットココアなどの飲み物が手軽でおすすめです。十分なカロリーと栄養を摂ることで、体温を維持するのにも役立ちます。
適切な装備の選択:
冬キャンプでは保温性に優れた寝袋とマットが重要です。また、厚手の衣類、手袋、帽子、靴下も忘れずに。場合によってはニット帽を被ったまま寝るというシーンも十分にあり得ます。ここでは代表的な寝袋の形状や材質、日本国内で手に入りやすいブランドをまとめました。
寝袋の種類:
マミー型寝袋:体にフィットするデザインで、熱を逃がしにくい構造です。フードを被るように頭部まで覆うことができ、顔部分は出しつつ冷気の侵入を最小限に抑えられるので呼吸がしやすい特徴があります。
封筒型寝袋:一般的な長方形のデザインで、足元に余裕がありますが、マミー型に比べると熱効率は若干劣ります。ただ、寝袋内で足を縮めて寒さをしのぐポーズ(猫がまるくなるようなイメージ!?)が取りやすいという特徴があります。マミー型のようにフードのようにはなっていないため、顔部分にも素材があたることになります。
材質の選択:
ダウン素材:軽量で圧縮性が高く非常に暖かいです。ただし、湿気に弱く、乾燥させるのに時間がかかります。
合成繊維素材:湿気に強く乾きやすいのが特徴です。ダウンに比べると少し重くかさばる可能性がありますが、価格が手頃で扱いやすいです。
国内で手に入りやすい代表的なブランド:
モンベル (Montbell):日本を代表する安定感の高いブランド。コストパフォーマンスが高いエントリーモデル方、山岳用のハイエンドな商品までなんでも揃うブランド。
マーモット (Marmot):1971年アメリカ発のブランド。軽量で暖かいダウン寝袋が人気で、マミー型のデザインが多く、冬のアウトドア活動に最適です。注)マーモットの公式サイトでは寝袋を販売していないようで、かわりにアマゾンの検索結果ページを紹介しています。
ナンガ (Nanga):日本初で元々は寝具に特化したブランド。最近ではダウンの製品を作る技術を生かしたジャケットも展開していてとても人気です。筆者もNangaのダウンのブランケットを使っていて非常にお気に入りです。
TORCH周辺の冬のアクティビティ
TORCHは日光国立公園の豊かな自然に恵まれたエリアに位置しています。この場所から、冬の日光が提供する多様なアクティビティを楽しむことができます。下記、TORCHから近い順に並んでいます。
温泉:
冷えた体を温める最高の方法。日光には数多くの温泉があり、リラックスした時間を過ごすことができます。TORCHから一番近い温泉は「日光和の代温泉 やしおの湯」。筆者も幼少の頃から利用していて、ローカルと観光客どちらも利用する雰囲気のいい温泉です。タトゥー有りの方の利用については、TORCHにチェックインの際スタッフに直接聞いてみてください。
歴史的名所:
TORCHの周辺には日光東照宮や日光金谷ホテル歴史館、田母沢御用邸、華厳の滝、中禅寺湖などなど、多くの歴史的スポットが約30分県内に点在しています。 施設型のスポットは冬のシーズンにも空いているところがありますので、ぜひTORCHを拠点に気軽な観光に行ってみていただきたいです。
スノーシューイング:
スノーシューを履いてのハイキングは冬の自然をより身近に感じることができるアクティビティです。 奥日光戦場ヶ原付近のスノーシューガイドを提供する業者さんが何社かありますので、冬ならではの奥日光の美しさを体験してください
スキーとスノーボード:
TORCHから車で約1時間の距離にあるスキー場「日光湯元温泉スキー場」。1930年(昭和5年)に出来た歴史あるスキー場。リフトは3本、コース数は4つで、緩斜面が多いスキー場なのでファミリー向けといえます。レストハウスや休憩所は昭和な雰囲気がそのまま残っているので、古き良き雰囲気が流れるスキー場です。
これらのスポット巡りやアクティビティを掛け合わせることで、日光での冬を存分に楽しめて、TORCHでの冬キャンプをより豊かで忘れられないものにするはずです。
まとめ
TORCH Camping & Coworking Spaceでの冬キャンプは、電源完備の快適さと、周辺にある日光の自然の美しさや遊びを兼ね備えた特別な体験を提供します。寒い季節でも暖かく快適に過ごすことができるため、冬キャンプ初心者からベテランまで、すべてのキャンプ好きにお勧めです。あなたのご予約をお待ちしています!
ご予約はこちら(キャンプエリアTOPページ)から
Comments