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TORCH NikkoでLeave No Trace講習が行われました: 自然を意識したアウトドア新時代的考え方


TORCH Camping & Coworking Space: キャンプからコワーキング、イベントや研修の開催まで、多目的なアウトドアと仕事のスペース


自然を活かすキャンプ体験

TORCH Camping & Coworking Spaceは、自然の中でそとあそびと仕事や学びを交えながら様々な活動ができるユニークなスペースです。ここでは、キャンプを楽しむことができたり、日当たりの良い快適なコワーキングスペースも利用できます。一見相反するこの組み合わせにより、遊びと仕事を分けるのではなく重ね合わせていく、アウトドア好きからリモートワーカーやワーケーションをする人まで、さまざまな人々が集まります。


知識と体験を結ぶイベント

イベントスペースでは、TORCHの主催とは限らず不定期ですが様々な講習やイベントが開催され、参加者は新しい知識と実践的な体験を得ることができます。アウトドアのコンセプトのあるTORCHらしく、アウトドア系のイベントが多く開かれます。

今回「Leave No Trace」の原則に基づいた講習が行われ、TORCHとしては参加はできなかったのですが、これをきっかけに独自で調べた基本的な内容をまとめてみました(本当は非常に参加したかった…!)。




Leave No Traceとは: 環境に配慮したアウトドア活動の7原則


具体的な7原則とその実例

「Leave No Trace」の7原則は、自然を尊重し、環境に最小限の影響を与えるアウトドア活動を目指すものです。これらの原則には、ごみの持ち帰り、野生生物の尊重、キャンプサイトの選定などが含まれます。実際のアウトドアシーンでこれらの原則がどのように適用されるか、具体的な例を通して紹介します。それぞれの要点は下記の通りになります。


Leave No Traceの7原則: 環境を守るためのガイドライン


1.事前の計画と準備

・旅行の計画を立てましょう。

・旅行に必要なスキルを身につけましょう。

・目的地の情報を入手しましょう。

・快適、安全、環境に配慮した装備、服装を選びましょう。

・旅行の目的、スキルに応じた活動を選びましょう。

・次回に備え、旅行の行動記録をつけましょう。

・持ち込むゴミを最小限にしましょう。


2.影響の少ない場所での活動

・オントレイルの歩き方

・オフトレイルの歩き方

・影響の少ない場所でのキャンプ


3.ゴミの適切な処理

・屎尿(しにょう)やゴミ、残飯、排水の扱い

・体の洗浄に関して

4.見たものはそのままに

・テントサイトの改良を最小限に

・生きている木や植物を傷つけない

・自然物や文化的遺産を残す

5.最小限の焚き火の影響

・そもそも焚き火はするべきかを考える

・たき火のダメージを最小限にする

・片付けと安全について

6.野生動物の尊重

・距離をとって、彼らの自然な生き生きとした姿を楽しみましょう

・脅かさない

・動物に触れずに、近づきすぎずに、餌を与えたり、餌を採ったりしない

・怪我をしている動物を見つけたら、触れたりなどはせず猟区管理者に通知する


7.他のビジターへの配慮

・他の訪問者の体験も尊重し、騒音を控える

・共有スペースでは礼儀正しい行動を心がける






国際基準と地域特性の調和

欧米と日本での「Leave No Trace」の取り組みは若干異なるようで、日本固有の自然環境や文化に合わせた実践方法が求められるとのこと。日本の豊かな自然を保護しつつ、地域の特性を活かした持続可能なアウトドア活動を推進することが重要ですし、こうして環境に併せて柔軟な考え方ができるというのは非常に魅力的に思いました。


ガラス越しに見るLeave No Traceが行われたコワーキングスペース


TORCHでの講習など貸し切りについて


TORCHでは建物内のスペースや屋外のキャンプエリア、屋根のあるウッドデッキスペースなど、セクション別で貸し切り利用が可能です。


各種イベント、研修や講習会、社内チームビルディング、オフサイトミーティングなど、100名規模の大きな催しや5名ほどの小さな規模での利用など様々なニーズにお応えします。お気軽にお問い合わせからご相談ください。




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