日光キャンプ旅で立ち寄りたい!TORCHスタッフおすすめ「ふだらく本舗」のゆばむすび&蓮華石最中
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- 3 日前
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更新日:3 日前
日光エリアでキャンプやドライブを楽しむ途中、ちょっとしたおやつや軽食が欲しくなることってありますよね。そんなときにぴったりなのが、TORCHスタッフもお気に入りの老舗和菓子店「ふだらく本舗」。
昭和27年創業のこのお店は、地元の人にも長く愛されている存在です。手づくりの補陀落まんじゅうをはじめ、昔ながらの甘味が揃っています。中でも人気なのが「ゆばむすび」と「蓮華石最中」。どちらも日光らしさと丁寧な手仕事を感じられる逸品で、私たちTORCHスタッフもよく立ち寄っては「やっぱりこれだな〜」とつい笑顔になってしまいます。
目次
日光の歴史を感じる「ふだらく本舗」
ゆばむすび:湯波のやさしさとおこわの香ばしさ
蓮華石最中
旅の途中でほっと一息つける場所
おわりに
日光の歴史を感じる「ふだらく本舗」
ふだらく本舗という名前、ちょっと不思議ですよね。実は「補陀落(ふだらく)」とは、日光山の由来ともいわれる言葉なんです。開山の祖・勝道上人がこの地を「補陀落山」と呼んだことに始まり、やがて「二荒山」「日光山」へと変わっていったという歴史があります。
そんな深い背景を持つ名前を冠したこのお店では、和菓子づくりの基本をとても大切にしています。甘さ控えめの餡、香ばしい皮、素材の味を生かしたシンプルな組み合わせ。派手さよりも、確かな安心感。ふだらく本舗は、まさに“地元に根ざしたお菓子屋さん”という表現がぴったりです。

ゆばむすび:湯波のやさしさとおこわの香ばしさ
まずご紹介したいのが「ゆばむすび」。その名の通り、日光名物の湯波でふっくら炊き上げたおこわを包んだおむすびです。
ひと口食べると、しっかりとした味付けが口いっぱいに広がります。湯波のつるりとした舌ざわりと、おこわのもちもち感。このバランスが絶妙なんです。優しい見た目に反して、意外と食べごたえがあるのもポイントです。
しかも、パッケージがまた可愛いんです。和紙風のラベルが巻かれていて、落ち着いた雰囲気なのにどこかおしゃれ。手土産にもぴったりです。

店頭販売限定で、1日50パックほどしか作られていないとのこと。人気ゆえ、午前中のうちに売り切れてしまう日もあるそうです。見かけたら迷わずゲットがおすすめです。
パックを開けると、四角いゆばむすびが2つ並び、お漬物が添えられています。湯波に包まれたおこわは、ひとつでも満足感たっぷり。もちもちのおこわと、湯波の弾力ある食感のコントラストがクセになります。2個入りでもペロリと食べられてしまうおいしさです。

蓮華石最中
もうひとつのおすすめが「蓮華石(れんげいし)最中」。見た目はシンプルですが、実は深いストーリーがあるんです。

こちらが、最中の由来となった実際の「蓮華石」。日光開山の祖・勝道上人が祈りを捧げたと伝えられています。
名前の“蓮華石”とは、日光開山の祖・勝道上人が悟りを開いたとされる伝説の石から取られています。そんな由来を持つ最中は、一つひとつ丁寧に手作りされています。
特徴は、餡と最中の皮が別々に包装されていること。食べる直前に自分で餡をはさんで完成させるスタイル。北海道産小豆を使ったしっとり粒餡は、もう間違いなしです。
お茶と一緒に味わうと、思わず「ふぅ〜」と声が出るおいしさ。キャンプ帰りの休憩時間にぴったりの甘味です。

旅の途中でほっと一息つける場所
ふだらく本舗は、日光東照宮から車で約6分。ロマンチック街道沿いにあり、駐車場もあります。中禅寺湖や奥日光方面へ向かう途中で立ち寄りやすく、アクセスの良さも魅力です。
店内にはお茶のセルフサービスがあり、購入したお菓子をその場で味わうこともできます。歩き疲れた体を甘味で癒す。そんな時間が過ごせるのも、このお店の魅力です。
ふだらく本舗の甘味は、どれも“派手じゃないけど心に残る”ものばかり。観光やキャンプの合間に、ちょっと立ち寄ってみてください。静かな店内とやさしい甘さが、旅の疲れをふっと軽くしてくれるはずです。
おわりに
日光の自然とともに過ごす旅の中で、「甘い時間」も忘れずに。ふだらく本舗のゆばむすびと蓮華石最中は、日光らしさと人の手の温かさが詰まった小さなご褒美です。
TORCHスタッフもつい立ち寄ってしまう理由、きっとわかってもらえると思います。
この記事を書いた人

Christina Hoshino
Webデザイナー
楽しいことや、幸せを見つけるのが得意なポジティブウーマンです。
アウトドア初心者の私が、実際の体験や、情報を独自の視点でお伝えします!




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